一人暮らしの方のペットの需要が増えていますが、手頃な価格で飼いやすい小鳥が人気です。
家にペットがいてくれると本当に癒されますが、時間や経済的ゆとりがないとなかなか飼えません。
小鳥は犬や猫ほど手間もいらず、飼育に費用もかからないのでおすすめです。
この記事では、ペットに小鳥がお勧めな理由と選ぶ時のポイントについて解説します。
ペットに小鳥がお勧めな理由
小鳥は価格が手頃
犬や猫は価格が10万円以上する種類が多く、「飼いたい!」と思ってもすぐには手が出せる価格ではありまん。
その点小鳥は1万円未満で購入できる種類も多く、飼育代もあまりかかりません。
臭いが少なく毛が抜けない
ペットを飼っていると「臭い」や「抜け毛」が気になりますが、小鳥には、犬や猫のような独特の強い臭いはありません。
鼻を付けて臭いを嗅ぐと、ほんのり鳥の臭いがする程度です。小鳥の排泄物も臭いは強くないです。
毎日ケージを掃除して、排泄物を片付けていれば、臭いが気になることはありません。
また、小鳥は換毛期には羽が抜け落ちますが、ケージの中で過ごすため、部屋中に羽が散ることもなく、羽が抜けても大量ではありません。
部屋が狭くても飼える
小鳥はケージの中で飼育をしたり、毎日2時間ほど部屋に放す飼育方法があります。
手乗りにしたければ放鳥時間は必要です。
部屋が狭くてもケージを置くスペースと、放鳥時に使用する場所があれば飼育には十分です。
複数飼育しやすい
複数飼育の魅力は、小鳥同士が仲良く遊んでいる可愛らしい姿を見る事ができます。
ただ複数飼育をすれば、それだけエサ代の費用や掃除の手間が掛かります。
小鳥はよく懐く
代表的な手乗りになる代表的な小鳥は、インコや文鳥です。放鳥時には自由に部屋を飛び回り、飼い主さんの肩や腕にとまります。
小鳥は頬のあたりを、指先で撫でてもらう事が大好きで、そのまま飼い主の手の中で眠ってしまったりします。
観賞用の小鳥
カナリアのような鑑賞用の小鳥は、放鳥しないので、忙しくても飼育が可能です。留守がちな方は、複数飼育をすることで、小鳥もストレスを感じることなく生活できます。
鳴き声が小さな小鳥は、隣近所への迷惑にならないので、賃貸住まいの方におすすめです。
小鳥は鑑賞するだけでも、十分に楽しむことが出来ます。
飼育費用がさほどかからない
ペットを飼育するには、餌代やトイレシートなどの飼育用品が必要ですが、小鳥にかかる消耗品代は餌代のみです。
犬の様にフィラリア予防や、ワクチン接種などの費用もいりません。
1羽飼育であれば餌代も少ないので、1ヵ月にかかる費用は2,000円~3,500円程ですので経済的な負担も少ないです。
さえずりが綺麗でおしゃべりができる鳥もいる
さえずりが綺麗だったり、おしゃべりができることは、小鳥の最大の魅力ですよね
おしゃべりが得意な種類はセキセイインコです。
鳴き声の美しいのはカナリアが一番で、美しい声を聴きたいという場合には、オスの小鳥を選ぶと良いでしょう。
小鳥を選ぶポイント
体が丈夫
暑さや寒さに強く、病気にかかりにくい丈夫な種類がおすすめです。
小鳥は手間はかかりませんが、一日でも餌や水がないと、直ぐ命に関わってしまうので注意して下さい。
また、小鳥を診察できる動物病院も少ないので、必ず探しておきましょう。
値段が手頃
値段が手頃な小鳥は、丈夫で繁殖が容易、飼育がしやすいです。
飼育しやすい
ペットショップで販売されてる小鳥は、ペットとして良く飼育されていて飼いやすいです。
- 飼いやすい
- 飼育書やインターネット上での情報が豊富
- 動物病院で診てもらいやすい
- 飼育用品が多く販売されている
この様にペットとして多く飼育されている小鳥を選ぶ方が飼育しやすいでしょう
小鳥を選ぶ時のポイント
- 老鳥でないか
- 体重に重みがあり痩せてないか
- 元気かどうか
- 肛門の周りが汚れてないか(汚れてたら下痢をしてる可能性がある)
- 日中も羽を膨らませて眠っていないか
- 鼻の周りに汚れはないか、咳やくしゃみはないか
- 目に輝きはあるか、目ヤニや涙は出ていないか
- 見た目に異常はないか
痩せていたり、肛門周りが汚れてたり、日中でも羽を膨らませて眠っている時間が多い場合は病気の可能性があります。
羽に艶がなかったり、一部抜け落ちていないかなどのチェックも重要です。
おすすめの小鳥
オキナインコ
羽の色は緑色で、体は額・頰・胸にかけてグレーです。知能が高くモノマネも得意です。
寿命は長く30年程度生きるため、長い付き合いになることを念頭に置いて飼いましょう。
飼育方法はそんなに難しくなく、高さ50センチ程度のゲージが必要です。主食は中型インコ専用の混同シードをあげましょう。
手間もそこまでかからず、1日一回掃除することぐらいです。
セキセイインコ
寿命は平均で8年程度で、近親交配などによって、寿命が短くなってきています。
小型のインコでもっとも言葉を覚えやすく、人間の言葉を覚えて反復してくれるので、一人暮らしの方にお勧めです。
人懐っこく飼いやすい小鳥です。
文鳥
寿命は平均7〜8年ですが、飼い方次第で10年以上生きる場合もあります。サクラ文鳥の体は頭と尻尾が黒く、クチバシはピンク色です。
コミュニケーション能力が高い文鳥は、話しかけると返事をしてくれるので飼っていて楽しいですね。
価格も手ごろで通常の桜文鳥であれば、2000〜3000円から購入できます。
私の飼ってたセキセイインコは、「ピーちゃん」と自分の名前だけはしゃべれて、とっても可愛かったですよ
オウムは大きすぎるので、小鳥を飼うならおしゃべりの出来る、セキセイインコをお勧めします。