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初めて犬を飼う時に知っておくべき心構えとは?費用についても

ペットショップで可愛い子犬を見ると、犬を飼いたくなりますが、ペットを飼うのは思っているより大変ですので、それなりの心構えが必要ですね。

犬にかかる費用も毎月の餌代、予防接種など結構出費がかさみます。この記事では初めて犬の飼う時に、知っておくべき心構えや費用についてお伝えします。

犬を飼う前の心構え

まず最初に申し上げておきますが、犬を飼うということはたやすいことではありません。

毎日の散歩、餌やり、トイレのしつけ、ブラッシング、この他に餌代、毎年の予防接種、病気になった時の医療費とかなり費用がかかります。

飼い主の生活も犬を中心にした生活に変わるので、犬に掛ける時間がどれだけ取れるのかも考えてからペットを迎え入れなくてはいけません。

犬を飼うと旅行に行く事も出来なくなります。

ペットホテルの費用も安くないですし、環境が変わると犬への負担も大きく、餌を食べなくなったり1日中吠え続けたりします。

また家族の中にアレルギーの子供がいれば、子供にいくらせがまれても飼ってはいけません!

子供のアレルギーがひどくなり、最後まで飼えなくなるからです。

犬を飼う前には、こう言った事をふまえ本当に、犬を最後まで飼えるか家族とも話し合ってから決断して下さいね。

犬にかかる費用

犬を飼うと10年以上育てることになりますから、費用もそれまでかかります。

保険会社が調査した結果、犬に年間かかる費用は医療費含め平均で34万円、一般社団法人ペットフード協会によると、餌代は平均17万円だそうです。

犬を迎えるにあたりケージやトイレグッズ、ドッグフード、ベッド、食器、首輪、リードなどに30,000円以上かかります。

トイレシーツも毎日かえるので、20,000円程度かかります。ずいぶん費用がかかるんですね。では一体どんな費用があるのか見ていきましょう。

初期費用 

まず犬を飼うと畜犬登録と言って、犬を飼育していることを登録する手続きで、犬を飼い始めてから30日以内に行うことが法律で定められています。

登録料は3,000円程度で、手続きは居住している市区町村や保健所で行います。

狂犬病の予防接種

注射済票の交付料を含めて3,500円で、毎年1回接種させる必要があります。

混合ワクチン接種

初年度に3回接種し、以降は1年に1回の接種をします。

費用は動物病院や、ワクチンの種類などよって異なりますが、1回3,000円~10,000円程度です。

毎月かかる費用

ドッグフード

小型犬はほぼ1,000〜3,000円、中型犬は2,000〜5,000円、大型犬であれば10,000円前後が餌代として毎月いります。

トリミング代

犬を飼うと年に数回でもカットが必要になります。

シャンプーだけでも3,000円以上、トリミングまで行うと5,000円以上は必要になります。

動物病院での治療費

飼い犬が病気やケガをしたら、動物病院で治療する費用もいります。

ペットは公的な医療保険制度がないため、全額が自己負担になり、人間と比べて医療費が高額になる傾向があります。

治療費の負担を軽減したければ、ペット保険に加入するのもいいですが、特定の病気やケガに対して一部補償しか受けられない場合があるので、良く調べてから加入しないと、いざという時に掛け金は払ったのに、保険金が給付されない事態になります。

子犬の時に加入すれば保険料も安く抑えられます。

もし手術が必要となれば手術代は、初診料や再診料、血液検査代、薬代などがすでに含まれている動物病院もあれば、別料金の場合もあるので事前に確認しましょう。

去勢手術

オス犬の精巣を摘出する手術で、妊娠を避けることや、精巣腫瘍や前立腺肥大といった、オス犬特有の病気を予防する効果が期待できます。


手術前に検査をし全身麻酔で行いますが、日帰りで済みます。費用は犬の大きさによって差があり、20,000〜50,000円ほどです。

大型犬になると、もっと高くなる場合もあります。

避妊手術

メス犬の卵巣と子宮を摘出する手術です。

妊娠を避けるほか、子宮蓄膿症や乳腺腫瘍などの、メス犬特有の病気を予防する効果が期待できます。

検査をして全身麻酔で行いますが、避妊手術は1泊入院するケースが多いです。

費用は去勢手術よりも高く、30,000〜60,000円程度です。

術前検査にも10,000円程の費用がかかります。

去勢も避妊も生後6カ月前後が一般的です。

また自治体によって、手術費用の一部、または全額を助成する制度もあるので、気になる方は調べてみると良いでしょう。

犬を飼う前に必要な物

犬を飼う前に必要なのがハウスの準備です。犬は縄張り意識を持っている動物なので、自分のスペースが確保されていると安心します。

放し飼いをするのは極力控えて、ハウスを準備することをオススメします。

放し飼いすると病気の時だけ、ゲージに入れたくても入らなくなりますし、毛足の長い犬なら室内に抜けた犬の毛がジュータンにつき、家族にアレルギー症状が出たりします。

室内犬の場合は玄関の近くや、窓際は刺激が多く犬が安心してハウスで過ごせません。あまり人が通らないスペースに、犬のハウスを設置してあげましょう。

入って欲しくない場所には柵を準備して、階段や台所、仕事場など、汚れたら困る場所や危険なところはスペースを区切っておきましょう。

犬を飼うにはこの様に、色々な事をクリアできるかもう一度よく考え、家族の同意を得てからどの犬を飼うか決めましょう。